【Report】日比谷OKUROJI
アートを巡りながら東京を楽しもう
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「日比谷OKUROJI(日比谷オクロジ)」とは
2020年9月、JR山手・京浜東北線有楽町駅〜新橋駅間の高架下(千代田区内幸町)に開業した、通な大人たちが何かを探し求めたくなるようなワクワク感とともに、深いこだわりをコンセプトに飲食、ファッション、雑貨店などが集まった施設です。日比谷の奥に位置するここは、銀座・有楽町・新橋に回遊を生み、個性豊かなこだわりの店舗が集積することで、街と人、人と人とを繋ぐ賑わい溢れる場所を目指し、50余年の時を経て再開発されました。また、100年以上の歴史を刻む煉瓦アーチ高架橋も大きな特徴となっていて、施設内は歴史をあえて感じさせてくれる設えになっています。
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東京ビエンナーレ
2020/2021
東京ビエンナーレとは、一般社団法人東京ビエンナーレが“東京”のまちを舞台に“2年に1度”開催する国際芸術祭で、日本人に限らず、世界中から幅広いジャンルの作家やクリエイターが東京のまちに集結し、まちに深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げていく新しいタイプの芸術祭です。地域に深く入り込み継続的に関わっていく試みとして、プロジェクトA「東京ビエンナーレ アートプロジェクト」、B「東京ビエンナーレ公募アートプロジェクト ソーシャルダイブ」C「ソーシャルプロジェクト」の3つ+αのプロジェクトを遂行し、アート、建築、デザイン、ファッション、食、テクノロジーなど、幅広いジャンルを超領域横断的に展開。鑑賞型の作品、観客が参加するインスタレーション、トークやイベントなど、あらゆる感覚を刺激する体験を提供するとしています。
日比谷OKUROJIでも
展示中
そんな東京ビエンナーレ2020/2021は、高架下を駅から駅に伸びる都市の余白とし、まちに宿る文化資源を丁寧に感じ取り、歴史的にも文化的にも大変多彩な表情を持つ場所の可能性を引き出す、社会実験の場の創造場所として共感いただき、今回、当社高架下施設を展示場所として使用していただくことになりました。
日比谷OKUROJIでは「大丸有・日本橋・京橋・銀座エリア」の展示の1つとして、村山修二郎氏の「動く土 動く植物」を展示中です。様々な地域に赴き、花、草、実、根を用いる「緑画(りょくが/村山考案)」手法による絵を描き、地と対話してきた同氏の作品を身体で見るような体験を提供しています。
日比谷OKUROJIでも、東京でここでしか出会えない様々な体験や味を提供しています。アートを巡りながら改めて東京の面白さを感じていただきつつ、日比谷OKUROJIでのひとときをお楽しみください。
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6つのエリア
おすすめルートも
東京ビエンナーレ2020/2021では、「神田・湯島・上野・蔵前エリア」「大丸有・日本橋・京橋・銀座エリア」「本郷・水道橋・神保町エリア」「番町・麹町エリア」「谷根千・日暮里エリア」の5つと、「その他のエリア」の計6つのエリアで展開しています。アートを巡りながらのんびりまち歩きしたり、気になったアートを目指して初めてのまちに飛び込むきっかけにしたりするのも良いと思います。
もし悩むようであれば、東京ビエンナーレ2020/2021公式サイトでおすすめルートも公開していますので、まずはそれを例に巡ってみてはいかがでしょうか。
東京ビエンナーレ2020/2021は9月5日(日)まで開催中です。


※ 一部有料の展示や、新型コロナウイルスによる緊急
  事態宣言によって展示の休止がある場合がございま
  すのでので、詳しくは東京ビエンナーレ2020/2021
  公式HPをご確認ください。
・施設名称 日比谷OKUROJI
・所  在 東京都千代田区内幸町一丁目7番1号
・営業時間 店舗毎に異なりますので、
      公式HP又は店舗までご確認ください
・アクセス JR有楽町駅 日比谷口  徒歩6分
      JR新橋駅 日比谷口   徒歩6分
      東京メトロ銀座駅   徒歩6分
      東京メトロ日比谷駅  徒歩6分
      都営地下鉄内幸町駅  徒歩5分

取材編集/くらしづくり・まちづくり室